*SIerでオンサイト業務に出されて約2年半経って考えたこと
この記事はGeek Women Advent Calendar 2015 - Adventar の12/17(木)分の記事です。
自己紹介
初めまして。n1c0(@n1c0n0k0e)と申します。
エンジニア4年目で、SIの仕事をしています。
入社~2年半ぐらいは、自社拠点内で、Javaをメインに開発をしていました。
約2年半前から、とあるお客様先に常駐して、基幹システムの改修、運用・保守業務を担当しています。
いわゆる、オンサイト業務ってやつですね。
今回は、そんな社内勤務も客先勤務も経験してきた、まだまだ若手?エンジニアが感じたことを書きたいと思います。
オンサイト、ええやん!
オンサイトに行くことになって、オンサイト業務の経験がある人と話していると「早く社内戻りたいって思ってた」とか、今オンサイトにいる人は「いつになったら帰れるんやろ」とか、あんまりオンサイト業務にポジティブなイメージが描けずにいました。
そんなままオンサイト先に放り込まれました。
ネガティブイメージ満載?で行ってみて、最初の半年ぐらいはお客様が近くにいるという見えないプレッシャーのようなものに押しつぶされかけたり…
今までやってきた受託開発とはあまりにも勝手が違いすぎて、モヤモヤしたり…
初めて触れる言語(VBやCOBOLなど)に悪戦苦闘したりして
あーもうしんどい、帰りたい!と思いましたが、だんだんオンサイトのいいところも見えてきました!
何より「お客様の声が直接聞ける」ことが素晴らしいです。
ユーザのシステムの使い方一つにしても、驚きと発見だらけです。
テキストボックスやボタンのフォーカス移動でも、Tabキーだけでなく、Enterキーでも遷移できるようにしてほしいとか、既定桁数入力したら次へ飛ばしてほしい等など。
そういう風に使っておられるのかと勉強になります。
また、設計書だけを読んで製造するよりも、実際に業務をしているユーザから仕様説明があると、この処理が業務のどこで使われて、できたデータがどうなっていくかが手に取るようにわかり、遥かに製造がしやすいです。
オンサイト、やっぱビミョー・・・
いいこともあれば、あまりよくないことも・・・ではないですが。
やっぱり、本社と疎遠になりますよね・・・
情報連携も遅れてしまったり、知らない間にいろんなことがあったり・・・
「しかたない」って言ってしまえばそれまでなのですが、それではなんかイヤです。
なので、本社とのパイプを作るように努力しました。
具体的施策
- 定期的?思いつき?で帰社してみる
- マネージャといろいろ話してみる
- ついでにマネージャの席の近くの人も巻き込んで話す
- 1〜3を何度か繰り返して、仲良くなる
私は、誰かに声をかけるのが苦手ですが、ちょこちょこ声掛けを繰り返して、かなりパイプが出来てきた気がします。
おかげさまで、オンサイト行ってから話すようになったメンバーがたくさんいて、そちらから社内の連絡を聞けたりします。
(とっても有難いです、感謝しまくりです)
まとめ
- オンサイト、お客様の声が聴けていいよね!
- オンサイト、本社と疎遠になって嫌よね!
- オンサイト、いいこともよくないこともあるよね!
あと、SIにしてもオンサイトにしても敬遠されがちですし、風当たりも強いですが、経験してみる価値は大ありです。
なくてはならない仕事でもありますし。
明日のAdventカレンダーもお楽しみに♪